モルタル外壁の塗装は、新築が5~13年、一般的な塗り替え工事では10〜15年経過すると、様々な経年劣化による不具合が生じてきます。「チョーキング」「変色・退色」「ヘアクラック」「カビ・コケの発生」「クラック」「塗膜の膨れ」「エフロレッセンス」「塗膜の剥がれ」「欠損・爆裂」があります。これらの症状が塗り替えの目安となり、放置しておくと建物自体が劣化する可能性があります。塗り替え時期を把握し、適切な施工を行えばより強靭になります。
外壁が劣化してくると、手が白くなる・ひびが入っている・剥れがある・コーキングが切れているなどの症状がおこります。この状態になると家の中に雨水が侵入して雨漏れの原因になることがあります。こういった症状を抑えるために塗替えをします。塗替えをすることにより表面に塗膜を張り、防水性能を高めます。また、塗替えをすることで、外観を美しく保ちます。
- 高圧洗浄を行い、こびりついた汚れやカビ等を洗い落とし、塗料が付きやすくします。
- サッシや給湯器・室外機といった付帯物を養生していきます。 塗装する際、必ず塗料が飛び散ってしまうため、きちんと養生していきます。
- 養生が終わると塗りの作業に入ります。 塗りの作業は下塗りから入ります。 下塗りの主な役目は、後から塗り重ねていく塗料がはがれないように接着させることや、 小さなひび割れを埋めることです。 そのため重要な工程になります。
- 中塗り・上塗りと施工を進めていきます。 中塗り・上塗りは同じ塗料を用います。 1度しか塗らないと仕上がりにムラができきれいに仕上がらない為、中塗り後に上塗りをします。 外壁が塗り終わると、木部や鉄部の塗装に入ります。 鉄部にはウレタン系の塗料を、木部には既存の状態に合わせ、ウレタン系や自然塗料を塗装します。
- 塗り終わった後に、確認して回り、作業は終了です。